個性の強いターンインモデル、スティックスがモデルチェンジ。
軽量でフィット感に優れるマイクロスエード(人工皮革)をアッパーに採用。優れたフィット感により爪先にパワーを無駄無く伝達でき、ルーフや強い前傾壁で、ボディテンションを最大限に活かしたフットワークを実現します。
特徴
・軽快でフィット感に優れるマイクロスエード製アッパー
・強力なアーチを形成するXテンションシステム
・より繊細になった足裏感覚
・コンパクトになったヒールカップ
仕様
材 質:マイクロスエード(人工皮革)
ソール:ビブラム・XSグリップ(3.5mm)
サイズ:#34〜#44(20.5〜30.5cm、ハーフ刻み)
重 量:180g(#40、1/2ペア)
さて、個人的なシューズの印象などを書いてみたいと思います。
スティックスに合いやすい足の形

スティックスのサイズ選びはとても難しいと思います。
なによりサイズよりも自分の足の形に合っているかどうかが、スティックスが使えるか使えないかの分かれ道。
個性的なシューズというのは、自分に合わなければ全然使いこなせず、自分に合えば、最強の武器になります。
スティックスが合うかどうか、最初の判断材料としては足の形です。
俗にギリシャ型と呼ばれる「人差し指が一番長い」足の形が、日本で最も多い割合らしいですが、スティックスに関して言えば、このギリシャ型よりも、エジプト型と呼ばれる「親指が一番長い」足の形の人であれば、合いやすいかもしれません。
私の周りでは、ギリシャ型の人は、インスティンクトVSやブースティックの方が合っていると思った人ばかりだったので。
※試し履き程度ではなく、実際に使い込んだ人たちの意見です
スティックスの親指の感じ
かなり個人的な話ではありますが、私は実際親指のポイントが合うシューズがあまり無いのです。
足の形はエジプト型です。外反母趾です。スラブは得意な方です。
で、色々なシューズを試してきましたが、ほとんどのシューズがセンター寄りの爪先をしているので、親指が内側に入ってしまって、正常な位置で親指を押し付けることができなかったのです。
親指が内側に入っている状態で、なおかつ全体重をかけることで、外反母趾も悪化したかもしれません。
当然きついサイズは履けず、緩めのサイズとなるのですが、そうすると足が中で前後してしまい、ひどい時では親指が人差し指の上に乗ってしまうことなんかもありました。
それが、NEWスティックに出会ってビックリしました。強烈なターンインの恩恵かどうかはわかりませんが、とにかく親指に力を素直に伝えられることに驚いたと同時に、それが一切不自然じゃない感じ(クライミングシューズは基本的に不自然!)というか、自然な感じだったのです。
そもそも、足に力を入れてホールドを踏みつけるわけですから、足が正常に踏みつけられる状態にあるのが基本だと思っているので、私にとっては今までに無いほど素敵なシューズとの出会いとなりました。
スティックスのサイズ選び
もちろんサイズ選びでも、良くもなり悪くもなると思います。
参考までに、私の足は実寸25cmで、STIXは40か40.5でベストサイズでした。大きくなる分ヒールは合いづらくなりました。しかしヒールフックで困ったことは今のところありません。
セットも、コンペも、岩場も、基本的にはスティックスのみ。シビアなエッジのスラブや、エッジ風ヒールフックなどの場合は、もしかしたら替えることもあるかも、ってくらいです。
以上、参考にしていただければ幸いです。
(マーブー、山本)
SCARPA VIDEO
クライミングシューズの選び方について
クライミングシューズの使い方と選び方を基本的な部分から詳しく解説してみました。少し長いですが、今の自分に一番合ったシューズを選ぶ参考にして頂ければ幸いです。
→クライミングシューズ選びで失敗しない為に
■ クライミングシューズご購入の方 ■
クライミングシューズご購入のお客様には、試し履き用のビニル袋を同封しております。サイズが合わなくて返品される可能性がある場合は、まずビニル袋を履いてからシューズに足を入れてください。素足で試着されたシューズは使用済として返品を受け付けられませんので、何卒ご了承ください。また、試し履き時は絨毯の上ですとソールの性質上汚れが付着しやすいので、床の上で履いて頂くと汚れにくいです。
※返品・交換については
ご注意事項をご参照下さい。
サイズ違いはもちろんのこと、万が一商品自体に問題があったとしても、
ご使用後の返品・交換は一切お受け致しませんので、到着後すぐにサイズ等のご確認をお願い致します。